幼児教育とは

幼児教育を早い時期から、考えている親御さんも多いでしょう。
音楽や英語などは早くから教育を行なう方がいいのではないか…とイメージをもつ方もいらっしゃいます。
幼児の早期教育には、メリットとデメリットがあるようです。
お子さんの隠れた才能を引き出し、それに興味を持ってもらうことができます。
幼児の早期教育によって、素養を身につけさせて、自信にも繋がりますし、更に新たな興味を持って他の事にも取り組んだりするかもしれません。
しかし、親御さんが無理やり教育を行なっているケースも中にはあります。
幼児教育の為に、お子さんが自由に遊ぶ時間がなくなってしまうなど…そうすると。
心身の発達に悪影響を及ぼす可能性がでてきます。
教育だけを中心に教育し、その他の生活習慣に必要な家庭でのしつけやコミュニケーションの取り方など、ごく普通に生活していて得られる知識が乏しくなってしまうと問題があるかもしれません。
押しつけではなく、「楽しむ」ことを忘れず幼児教育で個性を伸ばしていってほしいです。
スクールによりますが、0歳児から受け入れをしている所もあるようです。
実際、「わかるの?」「効果はあるのか?」と思いますが、英語や音楽は耳で聞いて子どもの自発的な発語を促すことをするようです。
最近では、自宅で英語のDVDやCD等を見せたり、聞かせたりしている親御さんもいらっしゃいます。
音楽やダンスで楽しく遊び感覚で覚えさせるのです。
0歳児の時は、動く物に興味をもつので「見る」ことが楽しいでしょうが、1歳児くらいになると、簡単な単語をマネて発音をし始めます。
ABC…123…などすでに覚えるお子さんもいらっしゃいます。
5歳くらいになりますと、意味の分からない事には集中し続けることができなくなってきます。
そうすると、解説などが必要になってきます。
小学校低学年くらいになると、興味を持ちそうな活動や学習をストーリー調にしたりして、知らず知らずのうちに吸収していくという感じがいいようですよ。
簡単な、基本文の受け答えもできるようになる頃です。
高学年くらいになってくると、聞く、話す、読む、書くといったことに力を入れ始めます。
中学生になると、文法力など、読解力、英作文力、リスニング力の英語力を高め、高校入試を視野に入れた学習をおこなったりするようです。
世界的に有名なフランスの耳鼻咽喉科医のトマティス博士はこう言っているようです。
「人は聞く事のできる音しか発音できない」0~3際までに「耳」は言語環境を聞き取る為の成長が完成するそうです。
ですから、大人がいくら外国語を聞いても正確な聞き取りが難しくなるのです。
母語である日本語はもちろん、英語などを聞き取れる「耳」に育ててあげるのも大切ですね。